家づくりの注意点① ~坪単価と予備費
こんにちは
いつもユアラボ無料住宅相談ブログをご覧いただきありがとうございます
今回は家づくりにおける注意点として
「資金計画」についてお伝えしたいと思います。
以前当ブログでも紹介させていただいた家づくりを始める前のリスクマネジメント
についてお伝えしており、その中で家づくりを失敗しないためにまず予算の枠組みを考えるということを
お勧めしておりますが、今回はその補足的な要素にもなると思います。
予算の枠組みが決まるとその予算のなかで、お金をどのように使うかを振り分けしなければなりません。
これは細かく行うものではなく、大雑把でも問題ありません。
例えば
土地・・・〇〇〇万円
建物・・・△△△万円
外構・・・▢▢▢万円
その他(家具など)・・・♢♢♢万円
のように大きく振り分けを行い。
予算の枠からはみ出さないように、今後は自身でコントロールしていきます。
これに実際に係る費用を当てはめていき具体的に金額を算出したものを
「資金計画書」といいます。
資金計画書はほとんどの場合住宅会社の営業が提出してくれますので
ご自身で作成する必要はありませんが、
内容はしっかりと把握し担当営業と内容を共有して理解しておく必要があります。
そしてここからが、重要なポイントになります。
予算の枠組みの中でいっぱいいっぱいの資金計画を立ててしまうと、後々大変なことになるかもしれません。
それは、家づくりを進めるうちに
「建築費が変動してしまうことがある」
からです。変動する理由として挙げられるのは
図面の変更や建具の追加などがあり、これは施主の要望で変更・追加することが
多いので自己責任で行ってもらえたらよいのですが、問題なのは土地や地盤にかかわる追加等は
施主が決めることではなく住宅会社が判断し、費用の負担は全て施主側の負担になるということです。
土地や地盤に関わる費用は住宅会社でお見積もりの中にある程度は含まれていますが、
特に熊本は地盤の補強が必要となることが多いですし、補強の内容は地盤調査の結果次第となります。
地盤調査は基本的に住宅会社との契約後に行いますので、補強の有無や金額も必然的に契約後にしか
判明しないことになります。
また、地盤補強だけでなく僕自身の経験で何度かありますが
購入された土地の造成で使用した土の中から釘や鉄くずなどが大量に出てきたり
土地の下に以前の建物の基礎の残骸が出てきたり、他所から運ばれて埋められたであろう
大きな石やコンクリート屑が出てきたりと、予想にもしないことが起こり得ます。
地中埋設物に関しては、契約の時に売主側が負担しない等の特約を記載されることも
ありますので、そういう場合は埋設物の撤去の負担は買主側になります。
地盤の補強に関しては原則として買主の負担になります。
なので補強費等として、予め資金計画の中に予備費として100万円~200万円程度は
確保しておいた方が良いでしょう。
お得な情報として、
地盤調査を無料で実施してくれる住宅会社があります。
特に大手住宅会社はお客様が住宅会社を決める前の営業手段として、地盤調査を勧めてきます。
とりあえず地盤調査だけと割り切った気持ちで調査してもらうのはアリだと思います。
気になる方は是非ご相談ください!!