中古住宅について
こんにちはユアラボ住宅相談です。
今回は中古住宅についてご説明していきたいと思います。
一言に中古住宅と言っても、かなり建物に違いがあります。
違いの内容としては
①住宅設備
②住宅性能
③保障関連
になります。
①住宅設備については
大きくはオール電化にするかどうかです。オール電化になるとIHや電気温水器を設置する必要があり
ガスコンロやガス式給湯と比べるとコストがかかるので、改築前の家がオール電化でない限りはガス式の家になることが
多いと思います。
②住宅性能については
最近の住宅では性能を求められることが多く、特に窓回りでもシングルサッシからペアガラスの複合サッシに改築することも
可能ですが、コストも大きくかかるため改築前がシングルサッシである場合はそのままのサッシを利用することが多いです。
また断熱材についても壁をはがして再施工するような改築工事でもない限りはそのまま以前のものを使用することが多いです。
③保障関連については
多いものとしては瑕疵保証で期間は売主が業者の場合引き渡しから2年、個人だと6ヵ月というのが一般的な基準です。
その他新築にあるような構造躯体や建具等に関する保証はありません。なぜなら販売業者が建築した建物ではないので
保証の仕様がないと思います。(個人的な考えですが)
その他、外観についてはあまり改築工事を見たことがりません。
瓦については傷みがひどいときは葺き替えしますが、すべて葺き替えは稀だと思います。
外壁や瓦については塗装で済ませることが多いです。
以上のことから、中古住宅には建物によって違いはありますが
以前の建物の仕様や性能が色濃く残ります。
これは金額にも大きく反映され、仕様や性能が元々良い建物は仕入れ値も高く
改築後の販売価格も高額になります。
なので、比較的価格の安い建物は性能は低く
高額な建物は性能が高いことが予想されます。
ただし価格で判断する場合、エリアや建物の大きさ等にも影響は受けてしまうので
「比較的」そのエリアにしては・・・
「比較的」その家の大きさにしては・・・
という判断で考慮していただければと思います。
弊社でも中古戸建住宅の取り扱いはありますので
ぜひごらんいただければと思います。