家づくりの前に② ~家族、両親との話し合い~
こんにちはユアラボです。
マイホームを買うために展示場の見学やローンの審査など色んな準備を行って
いよいよ家づくりを始めようと、家族や両親に軽く話をしてみると
「強烈な猛反対」
を食らうことがあります。
これは僕の住宅営業時代の実話ですが、
市営住宅にお住まいの方が家族が増え、ペットも買い始めたのでと
新築のご相談に来られました。
土地からお探しでしたので、一緒に土地を探し候補地をご紹介していた時に
いきなり現地にお客様の祖父が来られ、ご夫婦を怒鳴りつけてその場で僕も帰されました。
後日ご夫婦で再度ご相談に来られた際に、色々と事情を伺ったところ
両親から反対されていたらしいのですが、それを押し切って話を進めていたところ
両親が祖父母に相談したらしく、怒って祖父が入り込んできたとのことでした。
ご夫婦には3人のお子さんがいて、ペットも犬を飼われていたので市営住宅ではかなり手狭になりそう
なので今後のことを考えて、新築を検討されていたとのことでした。
このお考えについては、同じような考えで家を購入された方も多いと思いますし
僕もそのようなお客様のお手伝いをさせて頂いていたので、特別なことだとは考えていませんでした。
別の日にそのご夫婦の両親とお話しする機会を頂いて、ご両親のお考えを伺ったのですが
ご両親としては経済的な心配があり、今の状況では新築購入は厳しいという思いで反対していたとのことでした。
親としては当然の気持ちだなと感じましたが、当時の金利状況はご両親が家を建築した時と比べて
ものすごく低く、ライフプランニングで返済能力も問題ないと結果が出ていましたので、
何とかご理解いただいて、最終的には新築を建築することができました。
ご両親を説得するために、家のプランやお見積もり、住宅の性能や、基本構造、ご夫婦の世帯年収とライフプランニングの結果
住宅ローンの審査結果と総返済額や返済計画書などを提示しました。
一度ご夫婦から返済計画書は提示したらしいのですが、その時は聞く耳を持たなかったそうです。
ご夫婦からすればマイホームが建てられるのになぜ反対するのかわからないという気持ちだったそうです。
これは、あくまで実例の1つですが思わぬところで家族や両親の反対にあうことが何度かありました。
結果マイホームをあきらめた方もいらっしゃいます。
家づくりにおいて、自分では問題ないと思っていても周りが同じような気持ちとは限りません。
特に両親については深く考えられる方もいらっしゃいますので、家づくりを始めるときにはまず
周囲の身近な方に意見を聞いて、始められることをお勧め致します。